まるまる舞鶴とは

2枚の写真が並んでいます。左は学生がテーブルの上に三脚を立てて、資料を俯瞰撮影する様子です。右は和綴本の古文書が5冊包みに入っているのを、開いて取り出す手元です。

MALUI連携と「まるまる舞鶴」

MALUI連携とはM(博物館)・A(文書館)・L(図書館)・U(大学)・I(企業)の頭文字をとったものです。

この連携では、個々に存在する各機関の連携を促進→各機関の情報を集約→それらの情報・文化資源の共有化をはかり、地域づくりに新たな循環を作り出そうと意図しています。みなさんへ文化資源をシェアする場所として、「まるまる舞鶴」が生まれました。

MALUI連携の事業を進める京都府立大学が、この場所を育む橋渡しの役割を担っています。


運営者について

京都府立大学文化情報学研究室が運営主体となっています。主に江戸時代から近代の史料(古文書)をターゲットに研究をしています。

この研究室の特徴は、研究だけでなく「古文書調査の全てが体得できる」という点。  講義では史料調査一連の流れの経験や、くずし字を習得し翻刻・史料読解を行います。その中で、調査の内容をより豊かに、スムーズに進行する力を習得していきます。

このMALUI連携は、これまでの史料調査になかった新たな試みです。舞鶴市で継続して史料調査をしてきた文化情報学実習室には、史料目録・史料画像などの文化資源データが蓄積されてきました。また、調査をもとにして地域づくりに携わってきた実績があります。地域づくりの新たなフェーズとして、このサイトの運営をおこなっていきます。

調査研究活動の対外発信も重視しており、SNSで最新情報をお届けしています。ぜひご覧ください!

まるまる舞鶴は、以下の研究を中心に、各機関・団体の成果を活用しています。

協力機関・団体 舞鶴市郷土資料館、舞鶴地方史研究会、舞鶴山城研究会

「京都府北部のMALUI連携による文化資源を活かした地域づくり」
(京都府立大学地域貢献型特別研究ACTR、2022年度~、研究代表:東昇)

「モンスーンアジアの小農経済:産業革命期日本の環境史的地域研究」
(科学研究費基盤研究(B)、2020~2022年度、研究代表者:村山聡)

・2022年度 企画・制作担当 東昇(京都府立大学歴史学科教授)・長谷川巴南(同文学研究科博士前期課程1回生)・鈴木詩織(同歴史学科4回生)・渡邊幸奈(同歴史学科3回生)他文化情報学研究室ゼミ生・卒業生


ブログ、SNS

x まるまる舞鶴【京都府MALUI】


問い合わせ

〒606-8522
京都市左京区下鴨半木町1-5 京都府立大学 文学部 歴史学科
メールアドレス:rekishi*kpu.ac.jp(*を@に変えてください)