土目録地図33 運上のうち入木(銀匁)

 「解説」によると、入木は伊佐津・中山・夏間・小俣以外の全村に、家運上の役家数に16束を乗じて上納させた薪木で、藩庁舎および藩士邸宅の燃料としたものである。代銀納も行われていた。

 とはいうものの、「31 運上のうち家運上」の分布とは大きく相違している。特に、家運上では上位3位であった大浦の成生村、野原村、田井村が、かならずしも入木の上位にはないことは不審である。

 由良村と神崎村は「入木代」として塩を現物で上納している。

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