土目録地図41 運上のうち渋柿代(銀匁)

 若い渋柿を砕いて樽の中で二昼夜発酵させたあと、圧搾して柿渋を採取する。柿渋は防虫・防腐・防水効果があり、漁網や釣り糸、木工品塗装の下地、うちわや傘などの紙への塗布にも使われた。

 南山村(銀23匁)など由良川上流部の村に課されている。代銀納も行われていた。

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