舞鶴の山城39 亀岩城

かめいわじょう(別名 行永城)

・舞鶴市字行永小字芥子谷
・遺構----曲輪、堀切、竪堀、土塁、虎口、井戸 ・占地----山頂  
・標高----80m ・比高----60m ・遺跡地図番号----438

 この城は与保呂川の右岸、亀岩橋の東方に位置する。曲輪は東西50m南北25m程の主郭を中心に北西方向に展開する。二段目からは地形に沿って二方向に分かれている。麓への道は二股の尾根の間から伸びている。主郭東側の尾根は堀切で遮断し、南北の斜面には竪堀を幾本も敷設して厳重に防禦している。

 近世初期に大庄屋を務めた上羽家が城主の末裔であるとする。また別の史料では上羽丹波守の城は茶摩山といい、行永には他に城主不詳の城が三つあるという。

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