舞鶴の山城115 池田谷城

いけだたにじょう

・舞鶴市字久田美小字池田他
・遺構---曲輪、堀切、土塁、虎口 ・占地---山頂
・標高---130m ・比高---125m ・遺跡地図番号---126

 この城は、真壁峠の西口で由良川を見下ろす山頂に位置し、久田美城からは北東700mにある。縄張りは久田美城と同じく、主郭の北、南、西の三方には腰曲輪があり、虎口は東側にある。通路は東から南の尾根へと延びており、その尾根には堀切によって確保された自然地形の空間がある。曲輪東側の尾根には堀切による遮断が見られないが、由良川の方向には二重堀切を含めて三ヶ所の堀切が見られ、由良川流域方面の防禦が厳重である。

 城主に関する伝承や記録はない。

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