舞鶴の山城88 別所城

べっしょじょう

・舞鶴市字別所小字西谷他
・遺構---曲輪、堀切、土塁 ・占地---尾根    
・標高---150m ・比高---95m ・遺跡地図番号---231

 この城は別所集落に張り出した尾根の先端に位置し、池内川上流部への展望は良好である。
主郭は西側の尾根を堀切で遮断し、その先は切岸としている。主郭の規模は東西40m南北15m程で堀切側には土塁を敷設している。北東側には二段の帯状曲輪がある。山麓にある別所集落との関係は不明であるが、地元では城山(じょうやま)と呼んでいる。

 城主は近世の記録では既に不明となっている。(今回、踏査したところ当城の遺構は遺跡地図番号231の東300mにあることが判明した。)

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