舞鶴の山城48 余部下村城

あまるべしもむらじょう

・舞鶴市字余部上小字後山
・遺構----曲輪、堀切、畝状空堀群、竪堀
・標高---110m ・比高---90m
・占地---山頂 ・遺跡地図番号---380

 この城は道芝トンネル北方に位置する。西方150mには余部上城がある。曲輪は南北80m東西35mを最大幅とし、中央に主郭がある。余部上城につながる西側斜面には畝状空堀群が敷設されており、堅固に防禦している。北側の尾根続きも堀切と竪堀で防禦しており、舞鶴湾方向を意識した構えを持っている。削平状態は良好であり、余部と北吸の境にある重要な城館であったと考えられる。


城主としては、近世地誌類は余部下村の古城として瀬野和泉守をあげている。

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