よほろかつらじょう
・舞鶴市字与保呂小字桂他
・遺構---曲輪、堀切 ・占地---山頂
・標高---230m ・比高---150m ・遺跡地図番号---444
この城は与保呂川の上流右岸の山頂に位置する。与保呂谷の最奥の城ではあるが、山麓には丹波上林や若狭や祖母谷に通じる道が交差する。曲輪の西側には二重の堀切、東側と南側にも一重の堀切を敷設して、長さ約80mの城域を確保している。曲輪は南方向に五段程ある。全体的に曲輪面積が狭く、縄張りからみても時代的に古いタイプの城館と考えられる。
城主についての伝承や記録はない。