よしのじょう
・舞鶴市字吉野小字奥山他
・遺構---曲輪、堀切、土塁 ・占地---山頂
・標高---230m ・比高---210m ・遺跡地図番号---344
この城は志楽谷と朝来谷を隔てる山々の東端に位置する。若狭方面への展望は良好である。
曲輪は尾根の先端部に80mに渡ってヒナ段状に造成され、堀切で遮断している。この遺構は吉野城と呼ばれてはいるが、吉野集落との関係は不明である。なお、吉野村は1871(明治4)年に改称されるまでは下谷村と呼ばれていた。
【山城日記1】
はじめての「山城見学会」開催!
8月27日はじめての「山城見学会」を開催しました。場所は№16泉源寺金比羅城です。
連日34度という猛暑の中、人が集まるかなと心配でしたが、地元の方を中心にどんどん申し込みがあり参加者38名の大盛況でした。
当日は会場をお借りした智性院さんで、机やお茶を用意していただきました。まるで、寺子屋のような雰囲気で高橋成計さんのお話をききました。題は「若丹国境における志楽谷合戦の検証」。
1554(天文23)年頃のお話でしたが、おわってから「それは何年前のはなしか?」とか、「京極マリアは?」とかいう質問が出ました。実際に山城に登ってお話を聞いて納得された方が多かったです。
とにかく、事故もなく、山城についていくらかでも知ってもらえたかなと思います。ヨカッタ!ヨカッタ!! (こ)
平成18.9.13