ゆきながおおさこじょう(別名 行永大宮城)
・舞鶴市字行永小字大迫他
・遺構---曲輪、堀切 ・占地---山頂
・標高---110m ・比高---95m ・遺跡地図番号---417
この城は舞鶴医療センターと溝尻谷の間の山頂に位置する。頂上に主郭をおき、そこから北西に続く尾根を堀切で遮断し、長さ約80mの曲輪を形成している。主郭から南方に続く尾根も堀切で遮断しているが、堀切から先に長さ80mに渡って自然地形を利用した曲輪らしき空間があり、その先に再び堀切がある。
城主に関する記録や伝承はないが、溝尻城の西方向の支城として構築された可能性がある。