おぐらやくしじょう

・舞鶴市字小倉小字薬師他
・遺構---曲輪、堀切　・占地---尾根
・標高---115ｍ　・比高---95ｍ
・遺跡地図番号---400

　この城は小倉谷の奥まった東側の尾根に位置し、小倉中庵城の南東200ｍにある。東から派生した尾根先を堀切で遮断して50ｍ程の城域を確保している。尾根の先端に向って傾斜があり、階段状に削平が行われているが、広い曲輪はない。

　縄張りからみて一時的に利用された陣城とみられる。小倉城との関連であろうか。城主に関する記録や伝承はない。