とあみやまじょう
・舞鶴市字泉源寺小字村中
・遺構---消滅 ・占地---山頂 ・標高---10m
・比高---5m ・遺跡地図番号---361
この城は国道27号から智性院へ向かう参道の左手の小丘にある。かつて志楽川河口付近では海が今より深く入り込み、愛宕浜町が入り江になっており、このトアミ山に漁業用の網を乾かしたためにこの名前がついたという。現在、遺構は鉄道のためにかなり削り取られ縄張図はとれなかったが、削平された痕跡があり城館があったことを物語っている。城主に関する伝承や記録はないが、付近に中世志楽庄の有力庄民であった梅垣西浦家の跡地がある。